抜毛は季節でどう変わる?気になる症状と対処について

お風呂場でシャンプーするたびに排水口にたくさんの抜け毛が…

 

何となく最近抜毛が多いと感じることもありますよね?

 

実は抜毛は一年を通していつも同じではないのです。

 

季節によって抜け方が違うのです。

 

今回は季節ごとに抜毛はどう違うのか、なぜ違うのか、その症状の違いなどについてもご紹介したいと思います。

 

 

抜毛が出るのは当たり前

1日100本は普通に抜けるもの

一度にたくさんの抜毛が出たりすると、すごく心配になったりするものです。

 

抜毛は髪の毛が生まれ変わる際に生じる現象なので、取り立てて心配することではありません。

 

髪の毛が抜けるということは古い髪の毛がなくなり、新しい髪の毛が生えてくるということです。

 

通常、1日に抜ける髪の毛の量は50~100本程度が一般的です。

 

多いときは200本くらい抜けることもあります。

 

髪の毛はおよそ10万本あり、数年かけてすべて生まれ変わります。

 

そのため1日にこれくらい抜けるのは普通なのです。

 

人間の髪には、成長期、退行期、休止期の3つの期間からなるヘアサイクルがあります。

 

成長期は髪が成長する期間、退行期は髪の成長が衰える期間、休止期は髪の成長が止まり抜ける期間です。

 

頭髪はこれらの期間に該当する髪の毛が混在しており、退行期と休止期の髪の毛が全体の15%を占めています。

 

したがって毎日100本、200本の抜毛があっても何らおかしくありません。

 

ヘアサイクルの乱れが抜毛を増やす

ヘアサイクルが正常な状態でも抜毛は生じるものですが、ヘアサイクルが何らかの原因によって乱れてしまうと抜毛が増えることにつながります。

 

ヘアサイクルは生活習慣と非常に関係が深く、生活習慣の乱れはヘアサイクルの乱れを引き起こします。

 

時間に不規則な生活、栄養バランスの偏った食生活、睡眠不足、疲れやストレスの溜る生活など、およそ健康的でない生活を送っているとヘアサイクルが乱れ抜毛増加につながります。

 

このような生活はホルモンバランスを乱す要因でもあり、抜毛以外にも体調を崩す要因となるため注意が必要です。

 

 

季節による抜毛の違い

季節によって抜毛の量が違うのは、経験上からも何となく感じている方が多いのではないでしょうか?

 

実際、季節によって抜毛の量は変化します。

 

その変化を知ることは抜毛の実態を理解し対策を講じるためにも有益です。

 

抜毛の多いのは秋!

お察しの通り、1年の中で最も抜毛の多い季節はズバリ「秋」です。

 

秋に抜毛が多いのは2つ理由があります。

 

ひとつは夏における頭皮へのダメージです。

 

頭は身体の一番上にあるので、紫外線や熱の影響を受けやすい場所です。

 

夏はとても暑く、紫外線も強烈です。

 

夏の強烈な紫外線と暑さは頭皮にかなりのダメージを与え、それが秋に抜毛と言う形となって現れてきます。

 

2つ目の理由は夏バテ、疲労です。

 

夏は1年の中でとにかく疲れやすい季節です。

 

暑さから食欲も落ち、栄養バランスも崩れがちです。

 

またエアコンによる冷え過ぎなど、体調を崩しやすい要因もはらんでいます。

 

夏の疲れやバテが体調・栄養のバランスを崩し、秋の抜毛につながってしまうのです。

 

抜毛が少ないのは冬

夏に抜毛が多い一方で、逆に抜毛が一番少ない季節は「冬」になります。

 

冬は抜毛が少ない季節ではありますが、冬の寒さや乾燥は抜毛を加速させる要因にもなるので注意が必要です。

 

寒さは頭皮の血行不良を引き起こし、髪の毛の成長に必要な栄養が届きにくくなる恐れがあります。

 

また空気の乾燥は肌荒れの原因ともなり、それは頭皮も同じことです。

 

頭皮が乾燥すると皮脂分泌や肌のターンオーバーにも影響を及ぼし、抜毛につながる恐れがあるのです。

 

季節の変わり目は要注意

季節によって抜毛の状態が変化することを説明してきました。

 

他にも季節の変わり目は体調を崩すケースも多く、注意が必要です。

 

気温や湿度、日照時間など、季節が変わることによって私たちの身体はその季節に順応しようとします。

 

しかし季節の変わり目の時期は身体が順応しきれない場合が多く、身体の負担が大きく体調が悪くなったりします。

 

こうした体調の不良は肌や頭皮、さらには髪の生育といったことにも悪影響を与え、抜毛が増える原因にもなりかねません。

 

季節の変わり目をうまく乗り切ることは体調をキープし、必要以上の抜毛を防ぐことにもつながります。

 

こんな抜毛に注意

抜毛は自然の現象なので普通は心配いらないのですが、これからご紹介するような抜毛の場合は薄毛につながる恐れもあるので注意が必要です。

 

質の良くない抜毛

細い抜毛や縮れた抜毛は髪の毛の質が悪くなっている可能性があり、気をつける必要があります。

 

他にも10cmに満たない短い毛など、場合によってはヘアサイクルが乱れ毛周期が短くなっていることも考えられます。

 

抜毛が急に増えた

通常の抜毛であれば1日に50~100本、200本程度になることもあります。

 

しかしそれ以上抜ける、あるいは抜け続けるといった場合は、通常のヘアサイクルによる抜毛ではなく、異常脱毛の恐れがあります。

 

最近どうも極端に抜毛が多いと感じたら、それは異常を示すサインかもしれません。

 

抜毛の本数を数えている方はまずいないでしょうが、日頃から自分の抜け毛の量を把握しておくと、異常に早く気がつくことができます。

 

毛根が黒い抜毛

毛根の黒い抜毛は成長段階で抜けてしまった可能性があります。

 

通常の抜毛の毛根は白いのが普通です。

 

それは頭皮からの色素の供給が終わり毛が抜けるためです。

 

毛根が黒いのは色素が供給されていることを示しており、すなわちまだ成長段階にあるにもかかわらず抜け落ちてしまった毛ということになります。

 

頭皮の状態が良くないことが抜毛を引き起こしている可能性もあり、速やかに原因究明~対策を打つ必要があります。

 

 

通常以外の抜毛を防ぐ方法

髪の毛は抜けてまた生えてくるものですが、頭皮環境の悪化など明らかに通常以外の抜毛の場合、対策をしないと薄毛になってしまう恐れがあります。

 

ここではそんな抜毛を防ぐ方法についてご紹介します。

 

頭皮の乾燥を防ぐ

特に冬場は空気が乾燥しているため頭皮も乾燥しがちとなります。

 

肌の乾燥はトラブルの元であり、頭皮の場合は抜毛の症状も現れかねません。

 

スキンケアの基本は保湿と言われるほど、肌の潤いを保つことは大切です。

 

保湿成分配合のシャンプーや保湿剤を用いて頭皮の乾燥を防ぎましょう。

 

頭皮ケアを適切に行う

頭皮のケアで最も大切なのはシャンプーです。

 

顔でいえば洗顔に相当しますよね?

 

汚れや余分な皮脂を落とすのがシャンプーの目的ですが、その際ゴシゴシ力を加えたりすると頭皮を痛めてしまいますし、すすぎが足りないとシャンプー剤が頭皮に残り頭皮の環境が悪化してしまいます。

 

シャンプーは優しく丁寧に、そしてしっかり洗い流すのが基本です。

 

シャンプーそのものも頭皮に刺激を与えないオーガニックなものを使用するなど、頭皮に極力刺激を与えないよう配慮が必要です。

 

規則正しい生活習慣を身につける

頭皮や髪の毛も身体の一部であり、身体の健康は頭皮や髪の毛の健康にも関係しています。

 

不規則な生活習慣や疲れやストレスのたまる生活は、肌や頭皮、髪の毛にも確実に悪影響を及ぼします。

 

また食生活も非常に大切です。

 

タンパク質やビタミンなど、様々な栄養素をバランスよく採り入れることが髪の健康のみならず身体の健康を保つためには欠かすことはできません。

 

髪の健康を思うなら、まずは健康的な生活習慣を身に着けることから始めましょう。

 

 

まとめ

髪の毛が抜けるのは人間の身体の営みのひとつであり、ヘアサイクルに沿った抜毛は自然な現象です。

 

季節によって抜毛の量が変わるのは環境の変化によるものであり、不自然なことではありませんが、極端な抜毛は何らかの異常の可能性もあり注意を要します。

 

季節ごとの抜毛の傾向を知ることで、1年を通じて常に頭皮環境を良い状態に保つよう心がけましょう。